2019/08/19 23:56

これはエスニックな雑貨屋さんなどによく置いてあるタンザニアのチリンバ(タンザニアでは大きいサイズのものをイリンバ、小さなサイズのものをチリンバと呼びます)です。
ほとんど使われずに放っておかれたもので、キーやサドルなど、ほとんどのパーツが欠品しいて、箱だけの状態でした。
キーやサドル、後方のマクラ部分、キーの押さえなど、新に作り直しました。
キーの押さえを止めるワイヤーを入れるのにボディバックを一度剥がしましたが、接着ではなく釘(のようなもの)で打たれているだけなのはわかっていましたが、コの字型の釘だと思っていたものが、実は針金状のものを打ち込んで、最後に頭を折り曲げたL字型のものだったのは少し驚きました。
そして自分たちならおそらくまず四隅に釘を打ちたいところですが、角には釘はなく、各辺に二ヶ所ずつ打ってあるだけであったこと、さらには組み合わせてある板の厚みも均一ではなく、各板ごとの寸法どころか同じ一枚でも左右の厚みがはっきりと違っていたりして、よくこれでぴったりとおさまるなぁ、、なんて驚くことの連続ですが、これはたぶんタンザニアの人がいい加減であるとかいうことではなく「これはこういうもの」で、むしろそんなことを気にするわれわれの方がおかしいのかも知れません。
そしてこういったことが、有名なヒュートレイシーのKALIMBAやその他(自分も含めて)世界中で作られるカリンバがどうやってもかなわない「この音」を作っているんだなぁ、、なんてことをツラツラと思いながら、、。