2018/11/10 02:13

年代、材等不明。国島マンドリン。
弦が張られていた状態ではネック起きなどもなく、弦高も高くなっていなかったので、そのままでも弾けそうな状態ではあったが、いかんせん外装が最悪。
どういった事情かわからないが、どうやら全体に上からクリア(あるいはニスかステイン?)を塗ったようで、ムラがひどい。
中央の蝶の柄の上もそのまま塗られていて、流れているし、バインディングはかなり厚く塗りつぶしてラインが描かれていて、こちらもひどいムラで、ところどころにできた気泡がつぶれたようになっている。
ペグも一ヶ所だけ破損したのか、クラシックギターのペグを加工して着けてある。
そしてバックの接合部分に上から分厚くクリア(?)を盛ってある部分が何ヵ所もあるのが少々気になる。
(もしかしたら剥がれてきたところに盛ったのかも知れない)
ペグは交換すれば済むことだけど、塗装に関してはまず表面のクリアを一通り落としてから、、と、遠い道になりそう。
ナットやブリッジも安そうではないパーツ(ブリッジは非オリジナルかも知れないけれど)を使っているし、状態も悪くないので、なんとかなればいいのだけれど、、と。