2018/10/11 19:38
詳細不明。日本製?フィンガーボードのないネックに直に打たれたフレットや金属部のネジがマイナスであったりすることなどから考えると50~60年代のものでしょうか?
材も不明ですが、単板であるようです。
ボディトップ(一部バックにもほんの少し)クラック多数、ブレーシングの剥がれ、割れもありました。
全体によく使われていた雰囲気で、ナット、ブリッジサドルはおそらく弦高を調整するために低く削られていて、サドル部分や弦を止める部分の溝も考えられた形に削られています。
トップの絵もどうやら自分で描いたもののようですね。
クラックはほとんどが貫通していますが、わりあいしっかりとしたブレーシングやブロックが入っているため、それをたよりにタイトボンドを流し込んで接着、ブレーシングは割れ等の他に一部ズレてしまっていましたが、固着して動かない状態であったので、そのままにして割れ等だけ接着。現在は落ち着いています。
古そうなペグが着いていますが、動作もスムーズで、じゅうぶんに使用できるものなので、そのままに。
やや広めのネックはそれほど分厚くはないが、やや角ばった形でがっしりとしていて、むしろ安心感があり、弾きやすく、かなり枯れた雰囲気からは想像できない明るい艶のある音がラウドに響きます。
、、とはいえ、だいぶ見た目がすごいので(汗)値段を付けて出しておくのもどうかなぁ、、と、少々迷っているところです。
もちろんまだまだじゅうぶんに弾けますが、あるいは雰囲気抜群なので、お店(もちろんお家でも)などにディスプレイなどして、ときどきポロンと弾いてみる、、なんてのもいいかも知れません。
もし興味がある方がいらっしゃったら是非、メール等でご相談下さい。お待ちしています。